インビザライン矯正とは?

​歯並びのせいでスマイルに自信がもてないという方は大変多くおられます。

広告で目にすることが多いセラミック矯正クイック矯正のような歯冠を大きく削っておこなう歯冠修復治療を選択される方は今でも後を絶ちません。そういう治療法を充分な知識がないまま選択されれば、ご自身の歯を大きく削られ、そのために大切な歯の神経まで失うことにつながり、結果歯の寿命を縮めたり、歯が死ぬことで歯根や歯茎の色が後々暗くなって新たな審美的悩みを生じたり、抜歯が必要になるといった悪循環に陥ることにつながりやすくなります。

そこで本来は歯並びに大きな問題がある方の場合、審美治療をお受けになる前に本来の意味での矯正治療(歯を歯根から動かす治療)を行うことで歯や歯茎の位置を適切に変更しておくことが望ましい場合があります。

​しかし、通常矯正治療は敷居が大変高く、従来の矯正治療(特にブラケットを用いた矯正治療)であれば苦痛が大きく審美的にも目立つために見た目を改善したくて歯科治療を希望される方の選択肢に上がりにくくなっていました。また、数多くのアライナー矯正を当院がおこなってきた実感としてアタッチメントを用いない他のアライナー矯正では歯の移動を上手くコントロールすることが難しく結局治療期間が長引いても満足な歯の位置に移動できず歯科医も患者さんも相互にストレスを感じるということを経験することがありました。


そこで、当院では世界中の歯科医が選択している目立たずしっかり歯の移動をコントロール可能なインビザライン矯正治療を審美治療の術前矯正法としてお勧めするようになりました。結果は素晴らしく、皆様から大変なご好評をいただいております。
現在はスーパーエナメル治療の術前矯正としてだけでなく、筋機能矯正装置(T4Kやmyobraceやプレオルソなど)を用いた育成矯正後の完成度の高い仕上げの矯正治療法として、または成人後の矯正治療法としてインビザライン矯正が大活躍しています。

歯科医も患者さんも皆が満足する理想的な矯正治療法として現在では、世界で400万人以上の人がこのインビザライン矯正治療法の恩恵を受けています。
日本矯正歯科学会の認定医制度とまったく関係を持たないアメリカでは、すでに7割の歯科医がこのインビザライン矯正治療法を選択しています。インビザラインは、歯並びに根本的な問題を抱えておられる方には最適の矯正治療法といえるでしょう。
 

​インビザライン矯正治療の特徴

目立たない
アライナーは、透明なプラスチック製です。装着していてもほとんど目立ちませんので、人と接する機会の多い方でも人目を気にせずに矯正できます。

●痛みが少ない
1週間~2週間に0.25㎜という生理的に最適な強さで少しずつ歯を動かしていくので、ワイヤー矯正のような調整時の強い痛みがありません。

●取り外せる
取り外せるので、食後に取り外して洗うことができます。歯みがきも簡単にできるので、治療中のムシ歯の心配もありません。

●契約前に治療後の状態が分かる
1回の型取りで全てのアライナーを作るので、患者さんの負担を軽減できます。また、コンピューターでシミュレーションを行うので、契約前に治療後の状態を確認でき、治療に要するおおよその期間も予測することができます。

●専門医制度がないためお近くの歯科医院で治療が可能

仕上がりが術者の技量に左右されにくいためご自身のペースで着実に矯正治療を進めることが可能です。一般歯科でも十分治療可能な矯正治療なので治療に必要な抜歯や虫歯治療、歯周治療、歯冠修復のやり直しまで同一の歯科医院内で安心して治療を受けることが可能です。

●ブラケット治療に比べて装置自体のトラブルが少ない
装置の脱リやワイヤーの飛び出しなどの矯正治療に伴うトラブルが圧倒的に少ない治療法です。不具合があれば装置をはずしておけるので予約時までの不快がありません。

●仕上がりが綺麗

歯面にアタッチメントをつけたり装置をカットしたり様々なオプションを追加することによりブラケット治療と同等の矯正の仕上がりが可能です。

​当院のインビザライン治療の特徴

●最新のiTero elementを導入しています。
当院では、インビザライン治療に必須とされるiTero elementを早期から導入しています。この装置により矯正治療をご希望の方には、初回相談時にご希望があれば矯正治療をおこなった後の歯並びのイメージをすぐにお見せすることが可能になっています。

手順はとても簡単で、お口の型取りの代わりに光学スキャンをおこない必要な情報を登録するだけです。

 

●OUTCOME SIMULATOR機能ですぐに治療後のイメージの共有が可能です。
デジタルデータ化されたお口の情報から現在の歯並びと矯正治療後の歯並びの比較を3D画像で確認していただくことが出来、更に必要があれば専門の歯科医が行う細かい3Dコントロールによって抜歯ケースや非抜歯ケース、前歯のみの修正や臼歯までの修正など細かく治療目標を変更したものを比較作製することが可能です(OUTCOME SIMULATOR機能)。

初診相談時に矯正後のイメージを具体的に把握していただくことが出来ることは、矯正治療を行ううえで非常に画期的なことだといわれています。
デジタル時代では、矯正前に治療イメージの提示が細かく出来ない従来の矯正治療などもはや考えられません

●3D Progress Tracking機能で治療途中のチェックが精密にできます。

インビザライン治療は、歯科医主導型の我慢と忍耐を要する治療ではなく、ご本人が自立型で行う矯正治療法になります。

そのため装置の正しい使用時間と正しい装着法を守っていただくことが治療を成功に導く最大の鍵になります。

治療に要するアライナーの枚数が増えれば増えるほど治療目標の再現性は低くなる傾向にあるといわれていますから治療途中の歯の動きの評価がとても重要になってきます。当院が導入している最新のiTero elementを用いれば6軸のアルゴリズムにより正確なアセスメント評価が可能です。歯の動きが予定より遅れていたり再現性に問題があれば再評価時の3Dデータを用いて再度クリンチェックをやり直したり有効な補助装置を追加することが可能になりますから結果的に矯正治療に必要な合計期間の短縮につながると共により精度の高い矯正治療が可能です。

●3D CTやセファロを併用することで矯正治療のリスクを減らせます。
矯正治療時の歯槽骨と歯根の位置関係をCTで3次元的に確認することで矯正治療時のリスクを低減できます。必要があれば矯正治療途中にも院内で各種レントゲン撮影が可能ですから安心安全な矯正治療が可能です。

●セファロ分析は矯正治療顧問の元大学教授(国立大学矯正科)にチェックを依頼し指導の下治療計画を立案しています。
矯正治療は治療計画がとても重要です。当院ではセファロ分析を行うことで歯と歯槽、骨格との関係をしっかり確認した上で治療計画に反映しています。また、インビザライン治療はブラケット矯正治療とは異なった歯の動かし方になるためインビザライン治療に精通した日本でもTOPのインビザラインインストラクタードクターに治療計画を依頼することも可能です。

●スーパーエナメルやセレックによる審美歯科治療とリンクさせ完成度の高いスマイルを実現します。

何よりも素晴らしい利点は、インビザライン治療と歯を削らない審美治療スーパーエナメルセレックをリンクさせることで、天然歯特有の歯の問題(虫歯の治療跡や色の問題、形態の問題など)をカモフラージュする治療が院内で完結できるため連携がよく、結果として高度な歯科治療でも治療費の総額が少なくてすみます。
 

​インビザライン治療の流れ

1.相談
歯並びを光学スキャンしiTero elementを用いて矯正治療後のイメージを即時にご提案いたします。一般的なインビザライン治療の流れ、治療期間や費用と支払い方法などもご説明し、説明に用いた3D画像はお手持ちのパソコンやi-phonにメールでお送りすることが可能です。それによりご帰宅後にご家族としっかり考えていただくことが可能です。ご不安な点や疑問に思われることは、何でもご質問いただけます。(光学スキャナーのヘッド部分はディスポ製品のため材料費1,000円が必要です)

2.口腔内検査と解説
矯正治療前にムシ歯、歯周病、歯の根の状態、親知らずなどの問題がないか歯型、口腔内写真、レントゲン(セファロ、パノラマ、CT)などでお口の中の詳しい情報を集めるために検査します。
検査結果は時間をかけて説明しますので治療に対するご希望を伺った上で、矯正前と矯正後にどのような治療が必要なのかを相談して決めていきます。
(検査は保険の一部負担金として3,000円~5,000円程度が必要です)

3.矯正治療前に必要な治療
矯正治療中にムシ歯や歯周病が悪化しないように必要な治療を行います。(保険適用可能です)

4.インビザライン治療計画(クリンチェック)の立案インビザライン矯正に必要な検査を行います。精密な光学印象とともに、お口と顔の写真など矯正治療に必要な資料と情報を米国アライン・テクノロジー社へ送付します。(通常のクリンチェック費用は35,000円です。インビザラインインストラクターTOPドクターによるクリンチェックの場合費用は70,000円です。難易度の高いケースの場合お勧めしています)

5.インビザライン矯正の治療計画の説明
セファロ分析を元にアメリカから送られてきたクリンチェック(3Dシュミュレーション)治療計画を検討し、詳細なインビザラインの治療計画を立案します。その治療計画は治療の開始から完了まで、歯がどのように動いていくのかを、コンピューター画面上で3次元でご確認いただけます。メールでも送付可能ですから提示された治療の流れや治療計画にご承認いただきましたら、マウスピースを発注いたします。(この時点で 矯正治療の費用が発生します。)

治療費は通常のインビザラインフル(5年間クリンチェックを何回でもやり直しが可能)で65万円、インビザラインインストラクターTOPドクターによるクリンチェックでのインビザラインフルで80万円程度です。提示されたクリンチェック計画に同意され治療契約に至ると、STEP4のクリンチェック費用を差し引いた金額を追加でお支払いいただきマウスピースが作製されます。(カード払いや分割支払いも可能です)

 

治療期間がこの時点で一旦明確になりますが、治療途中で一部の歯が動きにくい場合があれば再度マウスピースを作成したり補助装置が追加になり治療期間が長くなります。(2016年時点で治療途中での1~2回の再クリンチェックが通例となっています)

  

インビザライン・マウスピース納品
デジタル技術を駆使した最新工場で、ひとり一人にあわせた透明なマウスピースが製造・梱包され、日本に届けられます。

6.治療開始
治療計画上抜歯が必要な場合は矯正治療のための抜歯を行います。口腔外科専門医により安全な抜歯が行われます。(自費治療のため1万円~2万円程度です)ブラケット治療とは異なり抜歯は矯正治療途中でも問題なく可能です。


必要なIPR(歯と歯の間を削る)やアタッチメント(歯面の一部に目立ちにくい歯冠色の樹脂の突起を接着する)の設置を行いインビザラインのマウスピースをはめて治療をスタートします。お渡ししたマウスピースを7日~10日ごとに交換していただくことで治療が進みます。

IPR(歯と歯の間を削る)の追加やアタッチメントの設置を行う時と、矯正治療の達成度の確認、ムシ歯や歯周病のチェックやお口のクリーニングが必要な際には来院いただきます。最初にマウスピース交換日のスケジュール表をお渡ししますので追加処置が必要な交換日の前には必ずお越しいただく必要があります。
マウスピースは飲食や歯磨き以外の時間は、いつも装着するようにしていただき、1日20~22時間の使用が必要です。またゴムの装着を指示された場合は必ず装着してください。
インビザライン矯正の治療結果は、いかに長時間装着していただきしっかり適合させていただけるかによって治療の成否は左右されます。

●チューイーやアライナーフィッターやマンチー

インビザライン治療は矯正力を付与したマウスピースを如何に歯列にフィットさせてご使用いただけるかで治療目標の達成度合いが異なってきます。最も簡単な装置としてチューイー(1セット200円)やアライナーフィッター(1セット300円)やマンチーの手助けを借りてしっかりフィットさせるように指導しています。

●各種加速矯正装置

矯正治療はご自身で正常な骨の代謝を行っていただく必要があります。加速装置として世界で評価の高いオルソパルスやアクセルデント(いずれも15万円)は、ご自身の身体の内面から骨の改造を手助けすることでマウスピースのフィッティング精度を高め交換サイクルを短縮していただくことが可能です。またFDA認可品以外でも同様の効果を期待して2万円の加速装置も取り揃えています。ホワイトニングも同時に可能な装置として人気が高い装置になっています。

●カリエールディスタライザー

カリエールモーションアプライアンスという補助装置を併用すると治療期間を大幅に短縮することが可能な場合があります(追加費用が必要です)

●極小ブラケットやボタン設置による補助
韓国のTiggleブラケットや日本製ブラケットで一時的に歯の動きを補助してあげることでインビザライン治療では再現性の低い歯の挺出や大き目の回転を確実に再現させるお手伝いを歯科医の治療として追加することが可能です(追加費用は不要です)

●ブラケット装置による補助

装着時間が守れない協力度の低いお子さんや学生さんの場合、歯科医主導のラビアルマルチブラケットやその他の固定式装置に一時的に変更し、確実に矯正治療を進行させた後、保定の変わりにインビザラインでの治療に変更することも可能で圧倒的に矯正治療期間を短縮することが可能です。インビザライン治療で契約したのにお子さんが上手く使わなかったというような失敗リスクを減らすことが可能です(追加費用は不要です)

●アンカースクリュー(インプラントアンカー)による補助

ケースによってはアンカースクリューの補助をお勧めする場合があります。特に臼歯のズレが大きい場合はアンカースクリューで過強した矯正力が治療を容易にする場合があります(追加費用が必要です)

●MOP(micro osteoperforation)による補助
骨の代謝が悪い歯の動きがどうしても悪いかたに用いる方法です。根と根の間の歯槽骨に小さな穴を外科的に開けることで骨の代謝を高め歯の移動を助けます(追加必要は不用です)

●追加アライナー
定期観察時にiTero elementで光学スキャンして得られた歯の位置と予定の歯の動きを比較し評価することで(3D Progress Tracking)歯が予定通りに動いていない場合は、再度治療計画を立て直すことが最大5年間まで可能です。必要な検査を行い再度、顔の写真などの資料を米国アライン・テクノロジー社へ送付します。その資料を基に治療計画を立案し直し新たなマウスピースが製造・梱包され、日本に届けられます。CTなどの検査費は必要ですが、追加アライナーの費用は必要ありません。2016年時点で1~2回の再製が通例となっています。

 

またこの際、インビザラインインストラクターTOPドクターにクリンチェックを依頼するコースに変更することも可能です(その場合、差額の追加費用が必要になります)

新たなクリンチェックでの治療が再開すると、治療期間中のスケジュール表を改めてお渡ししますので追加処置が必要な交換枚数に入る前には必ずお越しいただく必要があります。

7.咬合調整
治療が終盤に差し掛かった時に上下の歯がしっかり咬み合うように咬み合わせの調整を行ないます。矯正治療ではmm単位の歯の移動しかできません。しかしながら、歯の咬み合わせはμ単位(1/100)の精度が必要です。そのため歯の咬み合わせの状態に応じて調整を行うことがあります。

8.アタッチメント除去、保定、追加審美治療後リテーナー
歯並びと咬み合わせが安定したらアタッチメントを除去してリテーナー(完全に歯の周囲の組織が出来上がるまで歯の位置を移動させないため装置)用のスキャンを行い発注します。

●スーパーエナメルなどの審美治療の追加をご希望の場合は、簡易保定装置を治療の期間中ご使用いただく必要があります。その後、再度スキャンを行い保定用ビベラリテーナーを発注します。

ビベラリテーナーの費用は3枚1セット分がインビザライン矯正治療費にすで含まれています。2年間の使用に耐えるように作られていますが、再製が必要な場合は別途45,000円の費用が必要です

●矯正治療中や治療後の修復治療
矯正治療中、冠のやり変えや虫歯治療が必要になった場合デジタルデータから冠の形態を変えることなく修復物を作製することが可能です。また矯正治療後でリテーナー発注後2年間内に冠のやりかえや歯冠形態の変更治療を受けられて作製したビベラリテーナーが使用不能になるようなことがあっても当院でプレスタイプの保定装置をお作りすることが可能です(費用が発生します)

9.治療後検査
全ての治療が完了したらお口全体の検査を行ないます。この資料が矯正治療後の基礎資料になります。定期健診時のムシ歯や歯周病、歯の根の問題などが起こった時にはこの資料と比較することで、新たな問題の発見や、治療が必要なのか、このまま経過を見ても良いかなどの診断がしやすくなします。

10.メインテナンス治療後の状態を可能な限り維持するためのチェックとクリーニングです。数年に一度検査を行なうことで問題を早期に発見することができます。当院でのインビザライン治療の場合、矯正初診から5年間の治療保証があります。

086-252-2512

Tel(予約専用)